まずはじめに ~Resin Kit 編~

■レジンキットのパーツには離型剤が付着していますので、かならず最初に洗剤で洗ってから作り始めてください。
(↓たまたま古くなって捨てた炊飯器の残ったお釜を使ってます。これで普段のごはんを炊いてるわけではありません;)

自己流ですが、鍋にお湯を煮立てて、火を止めたのちに中性洗剤をそこそこの量を入れてよくかき混ぜたら、

レジンキットのパーツを放り込んで、10分ほど漬け込みます。そのあとはナイロンブラシ等でよく水洗いして

洗剤を落として、自然乾燥してます。

ネットで検索したところ、なんでもレジンキットは離型剤だけ落とせばよいというわけではなく、レジンの内部には

ガスが含まれていてそれが時間がたつとともに表面から放出されるらしく、その際に塗装がダメージを負うとのことで、

それはまずい!わけです、まずは熱湯につけてガスを追い出すという事を先にやってしまいます。

でその熱湯に中性洗剤も入れておけば離型剤も落とすという一石二鳥をもくろんでいるのです。


■レジンキットを組む際は軸打ちをしましょう!

プラモデルはプラモデル用の接着剤がプラモデルを溶かしてまさに接着というか合体させてしまうので

強力にくっつくのですが、レジンキットはどんな接着剤を使っても衝撃で外れてしまうことが多いです。

なので、パーツの接合部にピンバイスで穴をあけて真鍮線を入れて補強します。これを軸打ちといいます。

(田宮からでてるピンバイス用のドリルセットを買っとくと色々便利に使えますよ)

 

ちなみにパーツに軸打ちのために開けた穴があると、そこに竹串を刺してプライマーや塗料を塗る際の持ち手にもなるので便利です!


■レジンキットの下地にはプライマーを塗りましょう!

と書きましたが、下地にサフェイサーを塗る場合はプライマーはいらないです。サフェイサーがプライマーも兼ねているのです。
フィギュアの場合、肌をみずみずしく(!?)するために成形色を生かして、サフェーサーを塗らないで

カラーを塗装する場合があります。それをサフレスというのですが、自分もサフレス派なので、

必ずプライマーを下地に塗ってます。そうしないとプラモ用の塗料は間違いなくすぐに剥げてしまいます。

ちょっと地味に面倒なのですが、それがレジンキットの宿命なのです!