まずはじめに ~3Dプリントモデル 編~


■その1

パーツの洗浄の準備です

ダイソーで適当に買った鍋とザルです。

ザルは細かいパーツを紛失しないように用意しました。なので網目は細かい方が良いです。

 

 

 


■その2

HD3500出力機で3D出力した場合はサポート剤であるワックス成分がパーツに付着しています。

DMMプリントサービスを利用した場合、かなりきれいに洗浄された状態で届きますがまだ細かい部分に残っていますので、お湯に漬け込むことでさらに取り除きます。
(パーツのゆがみも治りますので一石二鳥です)

 

画像ではパーツを一度に大量に処理していますが、その結果、逆に、一部パーツが曲がってしまいました、、がーん; 少しづつパーツは洗浄しましょう。

※「この素材は熱に耐えられるのか?」というご質問を良くいただきます。答えは、問題なしです。そもそもHD3500出力機で出力後に、プリントサービス側で高温の油を使用した後、高温のオーブンでサポート剤の洗浄を行っています。

 

(グリズリーパンダさんのこんなツイートを見つけました。60度のサラダ油につけてサポート材をとってる模様です)

 


■その3

洗浄はお湯だけでも大丈夫だと思いますが、超音波洗浄機を使用してさらにパーツを洗浄してみました。

お湯の濁り具合からして、かなりワックスが残っていた模様です。

(※お湯だけの洗浄でもその後サフェイサーの食いつきが悪くなることはありません。確認済です)

 

パーツに細かい可動部等ある場合は、超音波洗浄機はとても有効だと思います。


■その4

普通に乾かします。


■その5

塗装に備えてサフェイサーを吹きつけます。サフェイサー乾燥後、表面の積層が気になる個所はスポンジヤスリで磨きます。

 

これで下準備は完了です。

下準備をまとめてみた結果、レジンキットの場合とやる事は変わらないですね。